TOPへ

脊椎脊髄外科・リハビリテーション科・ペイン外来・頭痛外来・内科・発熱外来・予防接種

脊椎脊髄外科

脊椎脊髄外科
脊椎脊髄外科とは、背骨を意味する「脊椎(せきつい)」と背骨の中を通る神経を指す「脊髄(せきずい)」を取り扱う診療科です。
整形外科・脳神経外科の専門領域の1つであり、診療にあたる医師には豊富な経験と知識、高い技術が求められます。
具体的には、頚椎症性脊髄症、椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、脊髄腫瘍、脊椎脊髄術後 後遺症などの診断や治療を行います。また当院では、骨粗鬆症などの予防・早期発見のための骨の健康診断および治療にも対応しております。

このような症状は
ご相談ください

  • 腕・手、脚・足の痛み・しびれ・冷感・脱力感
  • 手先の細かな作業の困難
    (箸やペンを使う・ボタンを留める等)
  • 肩があがらない・握力がさがった
  • よくつまずく、転ぶ
  • 足底の異常感覚
  • こむら返り・筋肉がつる
  • 階段の上り下りに苦労する
  • 膝がカクンと折れることがある
    (膝折れ)
  • お尻~太ももにかけての痛み
    (坐骨神経痛)
  • 数分または数十メートル歩くと
    脚の痛み・しびれが出るが、しゃがむ・座るなどして休むとまた歩ける(間欠性跛行)
  • 膀胱直腸障害

対象となる病気

当院の脊椎脊髄外科では、主に以下のような疾患に対応しております。

当院で行う検査

MRI検査

磁石・電波を使用して、一切の被ばくなく、身体のさまざまな部位の断面画像を撮影できる検査です。
当院には、Siemens社製の最新MRI MAGNETOM Flow(2024年11月発売)の国内第一号機が導入されました。従来のMRI装置より、圧倒的に短時間で美しい画像を撮影することができます。また、必要なヘリウムガスの量が従来の約1/2000であり、自然にも優しい優れた装置と言えます。
椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、圧迫骨折、脊椎の感染、さらには椎間板の変性・脱出の有無やその程度、骨棘・靭帯による硬膜嚢の圧排や脊髄圧迫による変性の有無などが分かります。また、全身の腫瘍性病変を検出するような撮影方法(DWIBS)も短時間で撮影可能です。ガン既往のある患者さんの痛み症状では転移が一番心配ですし、本検査が有用です。

CT検査

X線を使用して、身体のさまざまな断面画像を撮影できる検査です。MRI検査よりも検査時間が短く、頭部・頚部・胸部・腹部などの撮影が可能です。
最新のマルチスライスCTを導入しており、従来よりも被ばく量を抑えながら、脊椎骨の状態を正確に観察することができます。特に、脊椎骨折や靭帯骨化症などの診断に適しています。

骨密度検査

高齢者の寝たきりの原因となる「骨粗鬆症」の予防や早期発見、治療の評価などを行うための検査です。
DEXA法と言われる最も信頼度の高い方法で骨(腰椎・大腿骨など)の中のカルシウムなどの量を調べ、骨密度を算出します。

長尺レントゲン

首から骨盤まで、または脚全体の長い距離・広い範囲を1回で撮影できるレントゲン検査です。全脊椎評価、姿勢評価が可能です。
1回の撮影で多くの情報が得られますので、被ばく量を抑えた検査が短時間で可能です。

エコー検査

超音波を使用し、内臓の形態や大きさを調べ、病変の発見・診断に役立てる検査です。
脊椎脊髄外科では、主に軟部組織の異常の早期発見のために実施します。

リハビリテーション科

リハビリテーション科
理学療法・作業療法・リラクゼーション療法・物理療法などを行う診療科です。
患者さんの年齢、お身体の状態に合わせた無理のないリハビリメニューを組み、快適な日常生活、スムーズな日常動作、そして明るい毎日を取り戻すためのお手伝いをいたします。

リハビリテーションの目的

リハビリテーションは、痛み・可動域の低下・筋力低下などの問題を改善・解消し、支障なく毎日を過ごしていただける身体機能を獲得するために実施します。
ただ、「以前の日常生活を取り戻したい」「職場に復帰したい」「スポーツに復帰したい」といったように、患者さんによって目的となるレベルは異なります。当院では、そのレベルに合わせて、お一人おひとりにとって最適なリハビリテーションを行っていきます。

リハビリテーションの種類

理学療法

ケガや病気などによって障害が残っている方、近く障害の発生が予想される方、ご高齢の方などを対象に、日常生活で必要になる基本的動作能力の維持・回復を目的とした運動療法・物理療法などを行います。運動器に強い療法士が専門的に、スポーツ選手や若いアスリートのリハビリも行います。

作業療法

障害や加齢などによって難しくなってきた・できなくなった生活関連動作の訓練を行います。
生活関連動作とは、掃除・洗濯・料理などの家事、交通機関を使った移動、仕事や趣味で必要になる動作などのことを指します。

リラクゼーション療法

国家資格を有する療法士がリラクゼーションを行います。痛みの軽減、可動域の回復、筋肉のリラックス、血行促進などの効果が期待できます。ウォーターマッサージベッドも導入しています。

物理療法

温熱療法、電気(低周波・干渉波等)などの物理的刺激によって、痛みの軽減、血行促進、組織・神経の修復促進などを図ります。高額な衝撃波治療器を用いた疼痛や痙縮に対する治療も行います。

ペイン外来

ペイン外来
ペイン外来では、長引く痛み、原因不明の痛み、加齢によって生じる痛みなどに対して、「痛み(ペイン=pain)」を改善・解消することを目的とした治療を行います。外用薬・内服薬、体外衝撃波治療、各種ブロックなどを行います。

対象となる病気・症状

以下のような病気、およびそれに伴う痛みについてお困りでしたら、お気軽に当院のペイン外来にご相談ください。

  • 頭痛(片頭痛・三叉神経痛を含む)
  • 帯状疱疹
  • 腰椎椎間板ヘルニア、腰痛・下肢痛
  • 頚椎椎間板ヘルニア、頚部痛・上肢痛
  • 脊柱管狭窄症
  • 変形性膝関節症
  • 圧迫骨折
  • がんの痛み
  • そのほかの痛み など

ペイン外来で行う治療

やすはらクリニックのペイン外来では、主に以下のような治療を行っています。
疾患、痛みの原因に応じて、治療法を使い分けます。

神経ブロック療法

痛みが生じている神経の周辺に、局所麻酔薬を注射する治療です。
一時的な疼痛緩和の効果に加え、痛みの連鎖を断ち切ることによる長期的な効果も期待できます。
トリガーポイント注射や硬膜外ブロックなども行います。

薬物療法

筋力の低下、可動域の低下、心肺機能の低下などが認められる場合には、運動療法によって機能を回復させることで、痛みの緩和が期待できます。

運動療法

筋力の低下、可動域の減少、心肺機能の低下などが認められる場合には、運動療法によって機能を回復させることで、痛みの緩和が期待できます。

衝撃波による鎮痛・痙縮治療

体外衝撃波という音波を当てることで、骨折などの治癒の促進、痛みの軽減を図る治療です。関節部の石灰沈着による痛みや痙縮という病態に対する治療効果が期待されます。難治性(保存的治療を6カ月以上行っても効果が認められない)足底腱膜炎については、保険が適用されます。

ウォーターベッド
マッサージ治療

センサーによって体型に合わせたマッサージをしてくれるウォーターベッドを導入しております。身体を包み込むような気持ち良さで、心もリラックスします。

頭痛外来

頭痛頭痛と言っても、様々な頭痛があります。
頭痛を呈する疾患では、くも膜下出血や髄膜炎、頭蓋内血腫、脳腫瘍など、生命の危険を有する場合があります。まず、第一に、危険な頭痛を呈する疾患を除外することが重要と考えます。
一方、現代社会で、最も頻度が高いものは緊張型頭痛で、言うならば、姿勢の悪さや肩こりの延長で、高度の頭痛や嘔気なども生じる場合があります。
また、最近、注射薬など新しい治療薬が市販され、大きく治療が進んだものが片頭痛です。新しい内服薬・注射薬により、生活がかなり楽になられる患者さんもおられます。
この緊張型頭痛と片頭痛は異なるものですが、10対0でどちらか、と割り切れない場合も多数ございます。他にも異なるタイプの頭痛はありますし、患者さんごとに、どういうタイプの痛みが、どの程度の割合で関係しているかを考えて、使う薬の種類や量を調節することが大切と考えます。また、多くのタイプの頭痛では生活習慣も大きく関与することから、しっかりとした生活指導も行い、患者さんが、少しでも明るく人生を進んで行かれるよう、お役に立てれば、これ以上の幸せはありません。

頭痛について詳しく

内科

やすはらクリニックでは、内科にも対応しております。
睡眠時無呼吸の診断・治療は、睡眠の質を改善し、生活の質を高めるだけでなく、高血圧や脳卒中などのイベント発生を減らします。様々な原因による睡眠障害にもしっかりと対応します。脳卒中に関係ある不整脈や様々なタイプのてんかんにも対応します。そもそも、脳神経外科疾患は、高血圧や高脂血症、糖尿病とも強い関係があり、その管理は極めて重要です。脊椎疾患の一部は糖尿病と関係があります。
また、発熱、喉の痛み・咳、腹痛、下痢・便秘、吐き気・嘔吐などの症状でお困りの方は、お気軽にご相談ください。風邪やインフルエンザはもちろん、胃腸炎や生活習慣病などの診断・治療も行っております。

このような症状は
ご相談ください

  • 不眠・いびきなど
    睡眠に関係したトラブル
  • 息切れ、動悸
  • 発熱
  • 喉の痛み・咳
  • 腹痛
  • 下痢、便秘
  • 吐き気・嘔吐
  • 胸やけ、胃のむかつき
  • 体重減少/体重増加
  • 尿が出づらい
  • むくみ など

対象となる病気

  • 睡眠時無呼吸症候群
  • 不眠
  • てんかん
  • 高血圧
  • 風邪
  • インフルエンザ
  • 胃腸炎
  • 糖尿病
  • 脂質異常症
  • 高尿酸血症 など

なお、内科専門医の先生の診断・治療が必要な方には、良い先生をご紹介いたしますので、ご安心ください。

発熱外来

受付時間 <予約優先>

  • 10:00~13:00
  • 14:30~17:30

受診方法

車でご来院いただき、「発熱外来患者用駐車場」より発熱外来専用ダイヤル(090-6374-4114)にお電話ください。
スタッフが伺いますので、その場でお待ちください。

特徴

少しでも患者さんのご負担を軽減した検査を行えるよう、インフルエンザの判定には「NODOCA」という、舌をすこし押さえて喉の奥の写真を撮影する機器を導入しています。(保険診療)
従来の鼻に綿棒を差し込んで検査する方法(迅速診断キット)よりも、苦痛が少ないと言われています。
また、迅速診断キットでは判定が難しい、感染から12時間程度の早期でも、診断できる可能性が高いなど、診断上のメリットもあります。
一方、現段階ではコロナウイルス感染症の診断はできませんから、検査結果に応じて、迅速診断キットによる検査を追加する必要が生じたり、感染の流行具合によっては、最初から迅速診断キットを用いて検査する方が良い場合があったりします。状況に応じて対応したいと考えています。

NODOCAについて
詳しくはこちら

特に土日、多くの医療機関がお休み中に、お困りの患者さんに対して、役に立ちたいと思っております。 
お気軽にご相談ください。

予防接種

予防接種

当院では下記の予防接種を行う予定です。
ご要望も承りながら調整してまいります。

  • インフルエンザウイルス
  • コロナウイルス
  • 肺炎球菌
  • 帯状疱疹
  • B型肝炎 等